上海の日本人街・古北を歩いていて、
改めて思ったのが、日本人の少なさ……。

で、ちょっと気になったので、調べてみました。

結論から言うと、上海在住日本人は、
年々減少している、と。

数年前の上海はニューヨーク、
ロサンゼルスに次ぐ、第3位だったのが、
今やイギリス、タイに抜かれ、
第5位まで転落し、年々減少している状態に。

（一時期はニューヨークを抜いて、
世界第1位ということもあったのですが……）

なるほど、それは日本人が少なくて納得。
と、思ったのですが……。

このデータを見れば見るほど面白い。

中国に進出している日系企業の拠点数でみると……
撤退ビジネスなどネガティブな情報が先行していますが、
ここ数年は毎年2〜3％伸びており、拠点数でいくと、
中国がアメリカ、インドをおさえて第1位。

地域別でみても……
なんと上海がここ5年間ずっと第1位で、
これまた増加傾向にあります。

よく言われている、現地化、
が、進んでいるというわけですね。

ですが、肌感として……
うまく現地化が進んでいる、というよりは、
儲からないから、現地化した、
もしくは、法人がないと営業できないから設立した、
というのがおそらくの実情で、景気がいい、とは、
一概に言い切れないわけなのです。

このあたりの状況を数字で紐解いても、
現地でのパートナー選びがキモ要、という事が明白かと。

ここでもうひとつ……先ほどお伝えしたように、
中国では法人でないと営業活動ができません。

そう、中国側のパートナーは現地法人がある、ない、
が、特に上海ビジネスでは重要なのですね。

怪しいと思ったら、ここらへんが判断基準になると思います。

【参考】海外在留邦人数調査統計 統計表一覧
http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000162700.pdf

Tweet

Share on Tumblr

Check