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上海版TGC!?いや、ちょっと違うASIA YOUNG COLLECTIONって?
4月26日にTOKYO GIRLS COLLECTION「TGC」が前身といわれる、
ASIA YOUNG COLLECTION「AYC」に行ってきました。
到着してビックリ!!
空席が目立つというか……「ガラガラ」なんですよ、コレ。
到着したのは開演20分前。大丈夫……?
なんて思ってるうちに、ショーがスタート。
特に藤井リナは当地でも圧倒的な人気を誇ります、このあたりは日本と同じ。
人気モデルから新人モデルまで幅広く登場。
さらには韓国人モデルは金艳、金旼宜も参戦し、
日・中・韓の有名モデルが共演、といった感じでした。
今回のメインスポンサーは「松下電機(Panasonic)」。
美顔器、ドライヤー、アイマッサージャーなど、
キレイなお姉さんカデンをランウェイで華やかに紹介しました。
(キレイなお姉さんが増えるのはホント歓迎です、個人的にも)
アーティスト出演は韓国K-Popアイドルグループ「Crayon Pop」と
男性ミュージシャン「Fuxinbo」が出演。
「Crayon pop」には男性の熱烈な“追っかけ”がいてコールを連呼してました。
アイドル・ファンはどこの国でも似たような感じなんですね、勉強になります。
そして、3時間強のショーを経て、グランドフィナーレを迎えます。
今回の出展ブランドは「SEED」「GU」「COCO DEEL」「deicy」
「NICE CLAP」「GLAD NEWS」「RED PEPPER」などでした。
出展ブランドの中で、個人的には「RED PEPPER」「GLAD NEWS」が
ブランドイメージを分かりやすく、ランウェイで体現していたと思います。
さて、開演前の空席。
目立っていたハズの空席は開演後に徐々に埋まっていき、
最終的には満席に近くになりました。
(人ごとながらちょっと安心した次第)
中国人の日系ファッション離れが嘆かれている昨今ですが、
あらためて見ると「日本人モデル」が好きな中国人女性は多いですね。
本家TGCとは違い、その場で購入できるEC連動の仕掛けがなく、
ランウェイも最終日のみで物販ブースへ来場者の流入がしにくく、
本来のTGCの醍醐味が体験できないのは、ちょっと残念なところ。
例えば……昼間にショーを開催して、
モデルに「AYC限定製品」を着用させる。
その限定製品をブランド特設ブースで、
2日間のみ限定販売するなど……
「来客する意味」を持たせることで、
より充実したショーになっていたのかもしれませんね。
日系ブランドが中国で負けないために、
今回のような大きなイベントでは、
「物販への仕掛け」「ブランドイメージの体現」「エンターテイメント性」が、
日本以上に求められる気がします。
ランウェイが終ったモデルが各ブースに少し立つとか……。
それだけで協賛ブランドも多くなるかと。
(そんなん無理か?ん?無理か……?)
音楽もAvicilやBeyonce、Daft punkなど誰もが知っている曲から
日本で人気のドラマ挿入歌、Ken Araiを使用したりして「日本らしさ」が
すごく伝わってきました。
今回は“中国人モデル“と“日本人モデル”の違いや、
中国に合わせたコーディネートとメイクが見る事ができて、
非常に勉強になりました。