上海でも空前（？）の肉ブーム、
と、言っても良いくらい、
肉→ステーキ屋が増殖しているわけですが、
ドライ・エイジングの肉を扱う店もちゃんとあります。

こんなステーキ屋はエイジングの方法含めて、
材料だけでなく本格的な料理方法も海外から、
取り入れているから成り立つわけで、
ほぼ隣国と言っていい日本料理はそれに比べ、
贔屓目に見ても……厳しい店が少なくないわけです。

で、日本人ならともかく、として、
上海にいる中国人が……

「こんな日本食べた〜い」

と、思ったとて、食べログ的な（大众点评）で、
調べたとて、どれが本格的な店なのか、
皆目検討つかないわけなのです。

料理をコンテンツ、と、して考えているのが、
やはり、というか、当然の韓国系で、
上海にある韓国人街では、政府系の刊行物で、
ミシュラン・ガイドのようなものまで発行しています。

（ちなみに食べ歩きガイドではなく、
本家に負けないくらいのコンテンツです）

草の根運動に近いのでしょうが、
このあたりの概念は料理に限らず、
ファッション、音楽含めて完全に韓国の方が上ですね。

で、話は逸れて……ファッションに。

日系ファッションなどコンテンツが必要な商材では、
そのあたりがとても欠如している気がしてなりません。

本来は日系ファッションって強かったハズなのに、
今や韓国に次ぐ「二番」という雰囲気があります。

とはいえ、コレはイケそう、と思えるブランドもあるわけで、
そんなブランドにはコンテンツにもチカラを入れてもらいたいと、
築地でマグロを見ながら思ったわけです。

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